拓大ACTIVE! 拓殖大学課外活動 サバイバルゲーム愛好会 拓大ACTIVE! 拓殖大学課外活動 サバイバルゲーム愛好会

後列左から/佐瀨留璃さん(電子システム工学科4年)、長澤健太さん(大学院国際協力学研究科安全保障専攻 博士後期課程1年)、鈴木健斗さん(法律政治学科3年)
前列左から/磯部陽さん(情報工学科2年)、新村里音さん(法律政治学科3年)

2015年に誕生した新しいサークルです。会員は40人ほど。通常は、関東圏のさまざまなサバゲーフィールドで週末開催される定例会に会員同士が誘い合って参加しています。年2回はフィールドを借り切ったサークル全体の大会も。勝敗はあっても競技ではなく、気軽にゲームを楽しむ愛好会です。興味があればぜひ一度体験にお越しください。

同じ趣味の仲間と語り合い、五感を駆使する対戦ゲームを楽しもう!

 サバイバルゲーム(サバゲー)とは、玩具に分類されるエアガンを使い、サバゲーフィールドと呼ばれる専用の施設で行うシューティングゲームです。2024年度のサバイバルゲーム愛好会会長に就任した鈴木健斗さん(法律政治学科3年)も、前会長の佐瀨留璃さん(電子システム工学科4年)も、ともに拓殖大学入学後にサバゲーを始めました。

鈴木さん「映画やアニメの影響でもともと鉄砲が大好きでした。FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)でもよく遊んでいたので、それをリアルで体験できるサバゲーにはずっと興味がありました」

佐瀨さん「小学生のころから自衛隊基地の見学に行くなど、ミリタリーに対する憧れがありました。自然とサバゲーをやってみたいと思うようになり、拓殖大学にサークルがあったことで、念願が叶いました」

 同じシューティングゲームでも、サバゲーには画面上の対戦とは異なる魅力があるといいます。五感を総動員した緊張感はもちろん、装備や服装も自分の好きなスタイルで楽しめること。さらに同じ趣味の人が大勢集まり、興味のある話題について心ゆくまで語り合えるのも、リアルならではの醍醐味です。

鈴木さん「首都圏(主に千葉、東京、埼玉)にはたくさんのサバゲーフィールドがあって、毎週末定例会を主催しています。アウトドアだと広い土地のある郊外が主ですが、都心にもインドアのフィールドがあります。そのような定例会に、会員同士誘い合って3~4人のグループで参加するのが通常の活動です。ほかにも前期・後期で1回ずつ、サバゲーフィールドを貸し切りにしてサークル全体の大会も開催しています」

 2023年の紅陵祭では、教室を簡易的なサバゲーフィールドに仕立て、サバゲー体験会を行いました。

佐瀨さん「テントを遮蔽として使い、通常のBB弾ではなく赤外線でヒット(弾が当たったこと)を判定するようにしました。これが人気を博し、来場者の投票による『ゲストセレクション』を受賞できたのはとても嬉しかったです」

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a 2023年度最後の活動として行った八王子のフィールドを貸切りサバゲーをした際撮影した集合写真

 サバゲーのプレーヤーはミリタリー好きが多いことから、少々荒々しさを連想する人がいるかもしれません。でもサバゲーはとても規律正しく、紳士的なスポーツだといいます。

佐瀨さん「ヒットしたかどうかは完全に自己申告。そこで嘘をついたらゲームが成立しません。参加者個人の良心が大前提となります」

鈴木さん「遊びとはいえ、他人が集まってガンで撃ち合うため、マナーの遵守はとても重要です。「フィールド以外で銃口を人に向けない」「マガジン(弾倉)を挿したままにしない」など厳しい基本ルールがあって、当愛好会でも初心者には徹底して指導します。一つ間違えばケガにつながる可能性があるからこそ、紳士的な態度が必須です。人間性が試されるとも言えます」

 そのような指導は、先輩から後輩へと受け継がれていきます。会長は3年生が務め、4年次になるとき次の会長を指名します。鈴木さんにバトンを渡した佐瀨さんによると、活動の参加率やサバゲー知識の豊富さ、周囲とのやりとりを見ていて鈴木君なら大丈夫だと思ったそうです。

 引き継いだ鈴木さんは、最近少し下がり気味の活動参加率の改善に加え、学内のサバゲー人口を増やすことをめざしています。

鈴木さん「そのためには、新入生歓迎イベントや文化祭の展示でのビジュアルインパクトが大事だと思っています。ミリタリー服や鉄砲を実際に見て、「サバゲーおもしろそう」「行ってみたい」と思ってもらえるきっかけづくりをしたいです」

 最後に、TACT読者へのアピールをお願いしました。

鈴木さん「サバゲーの魅力は、気楽に遊ぶこともできて、ヒリヒリするような真剣勝負を楽しむこともできること。当愛好会はだれでもウェルカムです。性別や国籍、学年は問いません。装備も最初からそろえる必要はなく、レンタルも可能です。少しでも興味があったら、ぜひSNSから問い合わせてください!」

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b・c 試合中の様子(埼玉県のフィールド) d 食事会の様子 e 紅陵祭にて拓殖大学のオブジェと共に撮った一枚 f 紅陵祭にてゲストセレクション賞を受賞した時の一枚

年間の主な活動

  • 5月:新歓合同貸切サバゲー
  • 5月:秋葉原サバゲーショップ巡り
  • 8月:OB主催の貸切サバゲーへ参加
  • 9月:食事会
  • 10月:紅陵祭にてイベント出展
  • 2月:大学間交流サバゲーへ参加

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