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毎日のように更新されるブログからも、チームワークの良さや楽しい雰囲気が伝わってくる拓大水泳部。主将の新井 悠介さん(経済学科 4年/群馬県 県立桐生高校出身)に、水泳競技について、部活動の雰囲気や今年の目標について聞きました。
水泳競技は「個人競技」と思われがちですが、大学水泳には「団体戦」があります。関東学生選手権大会と日本学生選手権大会、この2つの大会が大学水泳の「団体戦」となります。各選手が“個人”で泳いだ結果(順位)が得点となり、その合計点で団体順位が決まります。今年の目標は、男子は関東学生選手権大会1部に残留すること。女子は1部で14位以内に入り、日本学生選手権大会の団体出場権を獲得することです。水泳は基本的に自分との闘いですが、団体戦では個々の順位がチーム全体の結果を左右します。全員が自己ベスト更新をめざし、チームワークを意識しながら声を掛け合うことで、質の高い練習に取り組んでいます。

「楽しみながら頑張る」がモットー
部員の約7割は学生寮で生活しているため、毎日の食事や遊びも、自然とみんな一緒になることが多いです。練習の後にはご飯に行ったり、休日はドライブに出かけたりすることもあります。部員の多くは、子供の頃から水泳一筋で頑張ってきたメンバーばかりですが、大学でも続けるかどうかは、それぞれにとって大きな決断だったと思います。入部すれば毎日練習があり、自由な時間が少なくなってしまうからです。だからこそ、みんなに「続けてよかった」と思ってもらいたいという気持ちがあります。部の雰囲気が明るいと、モチベーションも高まり、自然と気合も入ります。私自身も、練習に行くのが楽しくて、4年間続けることができました。




地元で水泳競技を盛り上げたい
私が水泳を始めたのは幼稚園の年中の頃です。もともと喘息を持っていたことから体力をつけるために始めましたが、泳げるようになってからは楽しくなり、小学校2年生で選手コースに進みました。
水泳の魅力は、個人競技であるため、自分の努力やサボりが結果にそのまま反映される点にあります。自分の目標としては、関東学生選手権でB決勝(9〜16位)に入ることを掲げており、練習時間が限られる中でも1回1回の質を意識し、工夫を重ねてきました。
現在は主将としてチームをまとめていますが、部員に思いを押し付けるのではなく、個々の気持ちを尊重することを大切にしています。挨拶やマナーなどの基本は大事にしつつも、「楽しく続けること」が部活動の原動力になると考えています。
昨年6月に日本学生選手権の標準タイムを切ることができたことや、夏の大会の盛り上がりなど、部活動を通してうれしかったことや楽しかったことは色々あります。個人的には、一昨年、千葉・館山で開催された海や湖で泳ぐオープンウォータースイミング(OWS)の日本学生選手権が印象に残っています。先輩方の力もあって、リレーで3位に入賞することができました。地元の群馬には、OWS第一人者と言われる選手がいますが、次に続く選手が出てきていないと聞いています。卒業後は地元に戻り、仕事をしながら、競技を盛り上げる手伝いができたらと思っています。

世界観が変わります!
水泳部はみんな仲が良く、雰囲気も穏やか。勉強や就職活動などが忙しい時にはそちらを優先できるので、無理なく活動を続けることができます。本当に、世界が変わるくらい楽しい部活です! 入部を迷っている方がいたら、ぜひ一度体験に来てみてください。また、水泳部ではマネージャーも募集中。大学生活で「何かやりたい」と思っている方、お待ちしています!

年間の主な活動
- 4月:
- 東京都春季記録会
- 5月:
- 関東学生春季記録会
皐月杯争奪戦 - 6月:
- 関東学生夏季記録会
- 8月:
- 関東学生選手権
- 9月:
- 日本学生選手権
- 12月:
- ウインターカップ/関東学生選手権25
- 1月:
- 東京都新春大会
- 2月:
- 東京都冬季大会
- 3月:
- 関東学生冬季記録会