TAKUDAI Club Life !

クラブ&サークル紹介

「好きなものを妥協せずに作る」をモットーに切磋琢磨しながら活動しています!

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電子工作愛好会

Profile

回路設計やはんだ付け、プログラミングなど、皆で知識や技術を共有しながらものづくりに励む電子工作愛好会。会長の直井大和さん(電子システム工学科4年/埼玉県 所沢中央高校出身)に、愛好会の雰囲気や大学祭での作品展示の様子について聞きました。

 電子工作愛好会には、ものづくりが好きな工学部の学生が所属しています。現在の登録会員は20名。それぞれが好きなものを作り、週に1回、2時間ほど会議室に集まって、作品の相談をしたり、情報共有をしたりしています。初心者でも興味とやる気さえあれば、誰でも参加が可能です。

 拓殖大学には電子システム工学科や機械システム工学科があるのに、「なぜものづくりのサークルがないのだろう?」と思い、私が立ち上げ人となって2023年に設立したのが電子工作愛好会です。基本的には個人制作が中心ですが、紅陵祭や高尾祭で電子工作体験会および作品展示をしています。
ものづくりでのこだわりは、「作れそうなもの」ではなく、「作りたいかどうか」を重視するということ。「面白いと思うものを妥協せずに作ろう!」と、よく皆で話しています。これまでのメンバーの作品には、2進数入力キーボードやニキシー管などの時計、オーディオ、LEDアクリルライトスタンドなどから、約2mのライトなど大きな作品もあります。勉強好きで自分の芯があり、やりたいことが明確な学生ばかりが集まっているので、いつもものづくりの話題で盛り上がっています。

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紅陵祭で拓殖杯を受賞!

2024年の紅陵祭でニキシー管時計やラジコン、ロウソクのように光が揺らぐライトなどを展示し、拓殖杯(全企画の中で、紅陵祭を最も盛り上げ、華を添えた参加団体に贈られる賞)を受賞しました。光る作品の雰囲気を楽しんでもらうために部屋の明かりを暗くしていたのですが、「昭和時代みたい」「こんなものも作れるんだ」と、反応がとてもよかったことが印象的でした。
また予想外だったのは、販売用に制作したキーホルダーが大好評で、1日目で約30個販売できたこと。電池を入れると光るキーホルダーで、鳥や猫、拓殖大学のロゴマークなど図柄は5種類。デザインも設計もすべて自分たちで考えて作ったので、すごくうれしかったです。

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紅陵祭展示室の様子
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紅陵祭販売キーホルダー

将来は「ものづくり」を仕事にしたい

私が電子工作に興味を持ったのは中学生の時でした。ものづくりのYouTubeを見て、イメージしたものが形になる面白さを知り、どっぷりと魅力に引き込まれました。個人的に作ってみたいものはオーディオアンプです。これまで何度も作っていますが、いま挑戦してみたいのは、広い部屋でも十分な音量が得られる大きなアンプ。昭和の頃に生産されていたような、良い音がする大きくて重いアンプを、突き詰めて設計できたら面白そうだなと思っています。将来は設計開発や研究など、「ものづくり」ができる仕事に就きたいと考えています。

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初心者でもサポートします!

活動方針は「主体的に行動すること」ですが、技術について話し合ったりして交流するサークルなので、学年関係なく質問しやすい雰囲気を作りたいと思っています。初心者でも興味さえあればサポートするので、少しでも気になる方はぜひ連絡してください!まずは気軽に来てもらえたらうれしいです。まだ設立して2年ですが、将来は同好会になることをめざして頑張りたいと思います。

年間の主な活動
4月:
新歓ロード
5月:
秋葉原電気街視察(前期)
6月:
高尾祭
10月:
後期秋葉原電気街散策(後期)
11月:
紅陵祭
3月:
年度末会議

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